たぶん、ギリシア哲学に始まる要素論が、中世を経てから古典物理学を形成するためには、工学技術の進歩精密化が根底にあって、20世紀初頭の量子論が、電気工学や計算機技術の進歩精密化によって量子物理学ができつつあるんだろうな。すると、古典物理学あたりで知的スタミナを浪費させてはいけないので、高校課程の物理や数学あるいは化学は再構成して、現行の入試問題の解法の達人を養成する必要はたぶんない。今の40代が60代に達した時の教育課程はかなり様変わりするんだろうな。